たのしく学ぶ電波塔!
お役立ちコラム
水墨画について

水墨画は唐の時代に山水画に始まり、鎌倉時代に禅宗とともに入り禅の精神を表すものとして盛んに描かれてきました。 墨一色を用いてその濃淡によって描く絵画は無彩色です。 色を目で見るのではなく心で感じてみてください。 水墨画は、見るたびに表情が変わる飽きることのない絵画です。
水墨画いろいろ
水墨画の使用例をご紹介します!滲みと濃淡が生み出す美をご覧ください。

うちわ:墨染め

ブックカバー:刷毛目模様

包装紙:墨染め
水墨画の技法
水墨画の技法を3種類ご紹介します。
水墨画の技法 傘模様の手順①

まず濃い墨で「10円玉くらいの丸(●)」を描く。
水墨画の技法 傘模様の手順②

丸の中央へ水を含ませた筆の穂先をつけてにじませる。 きれいな形の傘模様をつくるために、最初の一滴はごく少ない水でにじませる。
水墨画の技法 傘模様の手順③

↓

傘模様のバリエーション 周りに点を打って、水でにじませるとこのような模様になる。
水墨画の技法 傘模様の手順④

同じ場所に何度も水を落とすことを繰り返すとにじみで墨が広がり、大きな傘模様がつくれる。 墨が筋状に残って傘の骨に似ている。 たくさん並べると、花にも見える人気の模様になる。
水墨画の技法 立体交差の手順①

はじめに縦線を引く。
水墨画の技法 立体交差の手順②

縦線が生乾きのうちに横線を引く。
水墨画の技法 立体交差の手順③

後で引いた横線が、初めに引いた縦線の下にもぐり、立体交差したように見える。
水墨画の技法 立体交差の手順④

完成した立体交差 縦線が横線の上に見える。
水墨画の技法 フリル模様の手順①

墨で2本の線を隙間をあけて引く。
水墨画の技法 フリル模様の手順②

2本の線の隙間に水で線を引く。
水墨画の技法 フリル模様の手順③

同じ場所に水で線を繰り返して引く。
水墨画の技法 フリル模様の手順④

にじみが外へ広がっていく。
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