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お役立ちコラム
【図工・美術】てん刻(篆刻)の彫り方!
図工や美術の授業でおなじみの「てん刻(篆刻)の彫り方」を分かりやすく解説!
石の磨き方や印面の下書き・彫刻の基本手順をまとめています。
持ち手となる「紐(ちゅう)」に関する知識や、次のステップへのご案内も掲載しています。
てん刻(篆刻)の彫り方:陽刻(ようこく)と陰刻(いんこく)の違い
てん刻(篆刻)の印面の彫り方には、大きく分けて2つの種類があります。
彫刻を始める前に、どちらの表現にするか下絵の段階で決めておきましょう。
- 陽刻(ようこく): 文字の線を残して、周りの背景部分(白陣)を彫る方法です。紙に押印すると、文字が赤く(色陣)浮かび上がります。
- 陰刻(いんこく): 文字の線そのもの(白陣)を彫る方法です。紙に押印すると、背景が赤く(色陣)なり、文字が白く抜けて見えます。

てん刻(篆刻)の彫り方:印面づくりの基本手順
① 印面を耐水ペーパーで水平に磨く
石の下部をしっかりと持ち、付属の耐水ペーパーに擦り付けるようにして印面を磨き、水平に整えます。
石の表面についている油膜を取り除き、この後の下書きや彫刻作業をスムーズにするための重要なステップですので、必ず行ってください。

② 印面を赤の油性マジックで塗りつぶす
耐水ペーパーで水平に整えたてん刻(篆刻)の印面全体を、赤色の油性マジックでムラなく塗りつぶします。
印面を赤く染めておくことで、後から転写する下書きの線がはっきりと見えやすくなり、正確な彫り方へと繋がります。

③ 下絵を印面に転写する
あらかじめトレーシングペーパーに濃いめの鉛筆で描いておいた下絵を用意します。
下絵の面を裏返して、赤く塗ったてん刻(篆刻)の印面に合わせて配置します。
鉛筆の後ろの丸い部分などを使い、上からしっかりと擦りつけて下絵の線を石に転写しましょう。
正確に転写することが、美しい彫り方を実現するための重要なコツです。

④ 下絵を黒マジックでなぞり、印刀で彫刻する
転写した下絵の線を、さらに黒の油性マジックでなぞりましょう。
線がはっきりと浮かび上がり、てん刻(篆刻)の彫り方において失敗を防ぎやすくなります。
印刀の扱いに十分注意しながら、予定していた「陽刻」または「陰刻」に合わせて彫刻を進めます。
彫り上がったらブラシなどで石粉をきれいに払い落とし、試し押しをして印面の完成です!

印面が完成したら、持ち手「紐(ちゅう)」を作ろう 印面の彫刻が終わったら、次は持ち手部分の制作に取り掛かります。
てん刻の持ち手や装飾部分のことは「紐(ちゅう)」と呼ばれます。
自分の好きな形に彫刻したり、穴に飾り用のヒモを通したりすることで、さらに本格的な作品に仕上がります。
※篆刻の紐(ちゅう)の具体的なデザインや彫り方については、以下の別コラムで詳しく解説しています。次のステップとしてぜひご覧ください!
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